こんにちは、「たかゆー」です。 2026年を迎え、前年度の給与明細や源泉徴収などの数値整理が完了しました。
私事ですが、2025年3月に60歳の誕生日を迎え、同月末をもって定年退職、そして4月から「再雇用」という新たな働き方のフェーズに入りました。本日は、定年を跨いだ1年間(2025年1月〜12月)のリアルな給与・賞与データを、客観的な数値として公開したいと思います。
年齢を重ねると、どうしても社会の先行きに対して保守的になりがちですが、目の前の数字と静かに向き合うことで、見えてくる現実があります。

2025年の給与・賞与データと、再雇用のリアル
まずは年間のサマリーです。2025年の給与・賞与の総支給額は約834万円となりました。
一般的なニュース等では「再雇用になると給与が大きく下がる」という話題が先行しがちですが、私の場合は大変ありがたいことに、4月以降も定年前と変わらない条件で雇用契約を結んでいただきました。さらに、5月には本給の昇給(410,600円→420,700円)までしていただき、6月と12月には合計約184万円の賞与もしっかりと支給されています。
定年という一つの区切りを過ぎても、提供する価値を正当に評価し、処遇に反映してくれる現在の職場環境には感謝の念しかありません。
【月別推移】全14回の支給と控除の内訳
年間の総額だけでなく、「月ごとの推移」を視覚化することで、より具体的なお金の流れが見えてきます。以下のグラフは、全12ヶ月の給与と2回の賞与について、支給額の中に占める「手取り」と「各種控除」の割合を積み上げたものです。
※グラフの見方に関する補足 12月の「税金」や、5月・12月の「交通費控除等」がグラフ上で表示されていないのは、年末調整による還付や定期代送金により控除額がマイナスとなり、その分がすべて「差引支給額(手取り)」として上乗せされて振り込まれているためです。
月別データから読み解く3つのポイント
この積立グラフを俯瞰すると、年間を通じた収入の波と、公的負担の仕組みが見えてきます。
1. 昇給と超過勤務手当による収入の波 ベースとなる本給は安定していますが、4月や10月、11月などは超過勤務手当(残業代)の増加に伴い、総支給額の棒が高くなっています。また、5月の本給昇給も、年間を通じたベースアップとしてしっかりと機能しています。
2. 9月の「社会保険料」の随時改定 グラフの「ゴールド(厚生年金)」と「グリーン(健康保険等)」の層に注目すると、9月から一段階厚みが増しているのがわかります。これは4月〜6月の残業等の実績に伴う「社会保険標準報酬の随時改定」が行われたためです(標準報酬月額が470千円→530千円へ改定)。
3. 12月の「年末調整」による手取りの跳ね上がり 12月給与の棒グラフを見ると、手取り(ネイビー)の割合が突出して高くなっています。これは、毎月引かれていた所得税が年末調整によってマイナス(還付)となり、一気に口座へ戻ってきたためです。制度を正しく理解し、毎月適正な納税を行っていることの証明でもあります。
社会保険料・税金は、安心を担保する「必要経費」
年間の総支給額に対して、社会保険料は約13.0%(約108万円)、税金は約10.0%(約83万円)を占め、年収の2割強(約23.0%)が公的な負担として控除されています。
年収の2割強が引かれる現実を前に、額面と手取りの差を見てため息をつきたくなる気持ちが正直なところあります。しかし、私はこれらの公的負担を、決してネガティブなものとは捉えていません。これらは「自分と家族、そして社会の基盤を守るための必要経費」**です。
私が安定した医療を受けられるのも、安心して日々の生活を送れるのも、この社会インフラがあってこそです。恵まれた収入を得られているからこそ、その一部を社会に還元し、インフラ維持に貢献できることは誇るべき義務だと考えています。
特に厚生年金に関しては、現在納めている分が近い将来、自分自身が受け取る金額が増えることになるので。単純な「搾取」ではなく、将来への確実な投資として捉えています。
パフォーマンスを支える「自己管理」と「道具」のセクション
パフォーマンスの土台となる「睡眠」と、厳選されたガジェット
この1年間、定年前と変わらぬパフォーマンスを維持できた最大の要因は、在宅勤務の活用といった環境面だけでなく、より根本的な自己管理、とりわけ「睡眠時間の確保」にあります。
私は、最低でも1日7時間の睡眠をとることを日々の絶対ルールとして実践するようにしています。特に残業で帰りが遅くなった日は、睡眠確保を最優先事項とし、テレビやSNSは意識的に遮断します。メールやLINE等の連絡事項は帰りの電車内で確認を済ませ、帰宅後は軽い食事とシャワーのみ。余計なことは一切せずに速やかにベッドに入るルーティンを徹底しています。
こうした体調管理の状況を客観的に支えてくれているのが、Pixel Watchです。睡眠の質や日々の歩数、最大酸素摂取量(VO2max)、心拍数などをスマホと連携しながら常にモニタリングし、自分自身のコンディションを数値で把握することを習慣化しています。
また、アウトプットの質を左右する入力環境にも妥協はありません。30年以上の経験から厳選した、打ち心地のよい静電容量無接点方式のキーボード(リアルフォース)や、腕への負担を軽減するケンジントンのトラックボールなど、お気に入りのガジェット類を駆使しています。
「自分自身の身体(睡眠・健康)」という土台を整え、そこに「長年かけて選び抜いた最適な道具」を掛け合わせる。年齢を重ねたからこそ、この合理的なサイクルを回し続けることが、仕事の質を担保するための必須要件だと確信しています。
終わりに
60歳という節目を迎え、働き方の名目は「再雇用」へと変わりましたが、日々の業務に向き合う姿勢や、社会との関わり方は何一つ変わりません。
2026年も、与えられた環境への感謝を忘れず、客観的なデータに基づいた合理的な歩みを続けていきたいと思います。

